高校野球ブログ~KNOCKOUTMARCH!~

高校野球に関する戯言を綴ります。

第100回選手権大会優勝予想

[予想][選手権]第100回選手権大会優勝予想

第100回に相応しく頂点を目指すに相応しいチームが多く出揃う大会となりました。

お恥ずかしながらまったく予想も付かない状態にありますが、希望的観測を多めに込めた優勝予想をさせて頂きます。

優勝予想

大阪桐蔭
前橋育英
▲その他多数

大阪桐蔭

やはり触れずはいかない大阪大会準決勝の対履正社戦。

9回2死走者無しまで追い込まれた場面でカメラが捉えた大阪桐蔭ベンチには、悲壮感も過剰な気持ちの高ぶりも無く、いつもと変わらずただ次の1点をどう取るかに集中する選手たちの顔が映し出されていました。

そこからの宮崎、中川、藤原、根尾の連続四球。いずれの打者も見るべき球は見極める、打つべき球はしっかり振り切る、そういったやるべきことを当たり前のようにこなした結果の同点劇でした。これまで積み上げてきた大きなものがあと1アウトで全て終わってしまう、あの崖っぷちの場面で・・・。

一体どれだけの地獄を見てきたらあれだけの精神力が培われるんだろうか?

そんな時に頭をよぎるのは昨夏の仙台育英戦。信じられないような一つのミスが引き金となったあの衝撃的な敗戦は、このチームにいついかなる時でも常に最高のパフォーマンスを発揮できる鉄の意志を与えました。

過去の春夏連覇校と比べてスケール感では見劣りする印象もありますが、頂点を目指すチームがまとうオーラという点では高校野球のチームが達しうるおおよそ最高地点に到達しており、本当に強いチームが苦難を乗り越えて栄冠をつかむという第100回のストーリーにも相応しいチームだと思います。

個人的に一つ願わくば、その時最後のマウンドには柿木を立たせてあげて欲しいのですが、さてどうなるのでしょうか。

前橋育英

春季関東大会優勝と最強打線の看板を引っさげて出場していれば優勝候補の一角にもなっていたであろう健大高崎を、持ち前の粘り腰で見事にうっちゃった前橋育英。「凡事徹底」の言葉通り守りから試合を作っていく野球スタイルで地味な存在ですが、どのチームを相手にしてもいい勝負に持ち込める十分な地力に要注意です。

エース恩田は上背位こそないもののキレのあるボールとスタミナを備え、スマートなマウンド捌きも好感の持てる好投手です。また守りが中心とは言いつつ、一発長打もしっかり出るし、ここぞでの勝負強さもある打線の方もなかなか見るべきものがあります。

個の力が目立った昨年のチームより、総合力で勝負できる今年の戦力の方が荒井野球にははまりそうで、高橋光成で初出場初優勝した時と似た雰囲気を醸し出しています。

健大高崎の分まで、大きな成果を目指して欲しいところです。

その他多数

その他、気になる学校が多すぎて絞るのもコメントするのも大変なので省略させて頂きます・・・。

あえて数校挙げると花巻東、明石商、創成館あたりは特に気になりますが、他にもどのチームが活躍しても驚きもしないし、おかしくもないだろうと思います。