高校野球ブログ~KNOCKOUTMARCH!~

高校野球に関する戯言を綴ります。

第101回選手権大会準々決勝の勝利予想

今回も優勝予想はすっぽかしてしまいました。すみません。

途中参加のようで恐縮ですが、本日の準々決勝勝利予想をしてみたいと思います。

明石商-八戸学院光星

昨夏も対戦し、熱戦の末八戸学院光星が勝利。両チームの充実ぶりが著しく、今年も好ゲーム必死の注目カード。

万全を期して登板するであろう明石商エース中森と八戸学院光星打線の対決になりますが、今の光星打線を完全に抑えきれるのは智弁和歌山戦の奥川クラスの投手でないと厳しく、4〜5点程度の失点は想定しないといけないのでは。

となると、勝負は明石商がそれを上回る大量点を奪えるか。狭間監督の采配は冴え渡っていますが、爆発力という点でちょっと物足りない点があり、やや光星に分があるとみます。

ただ、心情的にはこれぞ高校野球という野球を見せる今年の明石商には特に心を奪われており、ここ一番の底力を見せてくれることを期待してますが…。

中京学院大中京作新学院

ともに試合を重ねる毎に勢いを増しているチーム同士で、大変予想が難しい一戦。

お互いビックイニングを作れる爆発力もあり、どこでどういう試合に転んでもおかしくありませんが、バラエティ・質に富んだ複数投手陣でやや勝るとみる中京学院大中京を予想しておきます。

星稜-仙台育英

劇的な智弁和歌山戦を乗り越えた星稜ですが、翌日の試合でもあり怖いのはその反動です。

おそらく奥川先発は回避することが想定され仙台育英打線にある程度つかまる覚悟は必要ですが、そうなると星稜の課題である得点力の物足りなさがどうしても出てきます。

あまり目立たないながらも、試合巧者ぶりを発揮する仙台育英が前評判を覆すのではないかという予想です。

履正社-関東第一

スケールの大きい野球を展開する履正社に、攻守・巧打・機動力と見ていてワクワクする野球を見せる関東第一という面白い一戦ですが、よりチームとして上昇気流に乗っている関東第一の勢いを買いたいと思います。

試合は点の取り合いになりそうなイメージですが、履正社清水投手のどこかで荒れそうなピッチングに不安を感じる一方、今大会の土屋投手の安定感ぶりが頼もしいところがあり、その差が点差になるかもしれません。

それにしても全体的に今大会は拮抗した好ゲームがとても多い印象。3回戦などは見どころの多い試合の連続でした。準々決勝も素晴らしい試合を期待しましょう。