高校野球ブログ~KNOCKOUTMARCH!~

高校野球に関する戯言を綴ります。

第101回選手権大会決勝戦の勝利予想

先日8/20、U18ベースボールワールドカップに参加する高校日本代表選手20人が発表されました。

www.japan-baseball.jp

しかし、なぜにこのタイミングでの発表だったのでしょうか。せめて決勝戦が終わるまでは待てなかったんでしょうか?

星稜からは奥川、山瀬の二人が選出され、履正社からは誰も選ばれませんでした。

選ばれた者、選ばれなかった者、両チームの選手たちはこのニュースを見て何を思ったでしょうか。

余計な話題に心を乱されることなく、全員が決勝戦に集中して臨めることを願います。

勝戦予想

優勝は星稜と予想します。

とにかく、今大会における奥川の仕上がりが万全です。

甲子園に出てきた投手からよく聞くコメントで、適度に疲労がある2〜3戦目くらいが体の力が抜けて良い投球ができた、というものがあります。

準々決勝は休養、準決勝も力を抑えた省エネ投球と、ちょうどよいローテーションで迎えた決勝では万全のピッチングを見せることでしょう。

チームの勢いや持っている明るい雰囲気も星稜に流れがあり、地元大阪のチームを相手にしながら、スタンドからそれ以上の声援を受けることも十分考えられます。この後押しは、星稜優勝へ向けさらなる大きな力となります。

今大会、他チームと一つレベルの違う破壊力を見せる履正社打線は確かに脅威です。センバツ一回戦で敗れた雪辱に燃えている点も侮れません。

しかし、智弁和歌山戦に近い投球すら予感させる今の奥川相手には、さすがの履正社でも何とか3〜4点くらい奪えるかどうかというところ。

おそらく履正社エース清水を立ててくるでしょうが、好調な星稜打線を相手に失点をそこまで抑えるのは厳しそう。立命館宇治、中京学院中京と、星稜はサウスポーとの対戦を経験しているのもプラス材料です。

もし、履正社が勝つとしたら打ち勝つのではなく、智弁和歌山戦のようなロースコアの接戦になるようなイメージを持っていますが、決勝戦にそういう緊迫したゲームを見られるならそれはそれで楽しみです。

夏の高校野球を締めくくる、大会一の投手と大会一の打線が激突する決勝戦。素晴らしいゲームになることを期待しています。