「日本の10大新宗教より」
「日本の10大新宗教」をざくっと読みました。
全国の私立高校のうち、およそ三分の一が宗教団体を経営母体としている。のだそうです。
今春のセンバツ出場を決めた中でもこの本に名前が出てきた学校は、駒大岩見沢、聖光学院、天理、智弁和歌山、など幾つもあります。
一部のカルト系でもない限り、基本的に宗教というものは人として真っ当なことを説くものであるのだから、あらゆる点で精神面が大きな要素を占める高校野球において、宗教を背景にした指導が好影響を与えるケースは多いのかもしれません。
普通校であっても、結局監督がどれだけのカリスマ性を持ってチームを引っ張れるかがポイントであったりもするわけで、見方によってはその存在が監督であるか宗教であるかだったりして。
PL学園ですっかり有名になったPL教団の「人生は芸術である」という教義は、毎年のように完成度の高い選手を作り上げてきたチームカラーと何らかの関係はあるのでしょうか。
高校野球でよりも上のレベルで通用する技術指導、そつのない野球、几帳面にまとまったチームカラー、芸術的な野球とはこれだと掲げる理想像があるのかもしれません。