第80回センバツ優勝予想・反省会
沖縄尚学の優勝でセンバツも幕を下ろしましたので、大会前予想の一人反省会を行いたいと思います。
優勝予想エントリーはこちらから。
第80回センバツ優勝予想(1)
第80回センバツ優勝予想(2)
第80回センバツ優勝予想(3)
まずはベスト8予想のざっと振り返りを。
Aブロック
下関商・島田の顔を見誤っていました。雑誌で見た時の「古豪復活に欠かせない顔立ち」という印象ほどではなく、実際には夏の甲子園に出場する地方の公立校エース止まりでした。それでも履正社戦で土壇場に本塁打2発で追い付くなど意外な力を見せ、見当違いながらも片鱗は発揮してくれたことに満足しています。
Bブロック
かなり平安に肩入れしていましたが正直良く残ったなぁという印象が強いです。特に3回戦で対鹿児島工の選手には恐々たる雰囲気を感じここまでかなとも思いました。鹿児島工は本来もっと上位に行くべきチームですね。
Cブロック
はまり過ぎなくらいはまった千葉経大付、という感じですね。でも常葉菊川はあくまでストーリーの流れで敗れただけ、負けてなお強しの印象は残りました。攻撃陣の醸し出す迫力が今大会出場校中でも出色。
Dブロック
北大津は全くノーマークでしたがかなり良かったですね。対東北の因縁ストーリーが頭からすっかり落ちていたのは反省点。しかし横浜がここまで早く負けるとは。どこまで悔しさを持ち帰れるかが夏への導線となるでしょう。このメンバーで長野日大は普通なら絶対に読めません。
Eブロック
宇都宮南も悪くはありませんでしたが、あっと驚く八頭でした。いくら鳥取で良くても甲子園では買えるはずもなく、どうしようもないパターンです。どちらにせよ東洋大姫路にはつぶされていたでしょうが。
Fブロック
結果的に勝ち抜いたものの、智弁和歌山は一頃のオーラが完全に薄れていますね。今後しばらくは名前だけで優勝候補になっているケースを見定める必要がありそうです。
Hブロック
沖縄尚学があれだけ乗るとは予想できなかったのでしょうがありません。しかし聖光学院の期待通りの健闘は印象に残ります。夏要チェックでしょう。
8ブロック中、4校の当たりなのでまあまあといたところでしょうか?次の大会以降の目安になることでしょう。
続いて、優勝予想について。
優勝予想
◎平安
○なし
▲なし
平安の1点勝負でしたが、結果はベスト8止まり。創部100周年、校名変更を背景に、服部世代が甲子園に残してきた悔しい思いを川口が取り返すというストーリーを描いていましたが大甘でした。
まず前者の学校絡みの話で言えば、それを一番強く意識していたのは“日本一の平安ファン”原田監督だったということ。*1試合振りから優勝へ突き進むエネルギーが伝わってこなかったことから分かるように、選手たちはメディアが煽るお涙頂戴話に乗っかって「一日でも長く平安を」みたいなことを口先だけで言っていたに過ぎませんでした。確かに選手たちにとっては竜谷大平安になったからといって野球をする環境が変わるわけでもなく、実際に気にするのはOBやオールドファンなどの外部の高校野球好きなのですから。
川口にも過度に期待し過ぎていたところがあります。自分の中であまりに服部の記憶が強すぎて、またそれだけにあの夏の東北戦が悔しすぎたので、何とかあの鬱憤を晴らしてくれるような平安の出現を望んでいたのでしょう。川口にせよ他の野手陣にせよ、ディスイズ平安というムードは持っていたチームだったので試合を重ねる毎にプラスアルファの力が加われば・・・と見ていましたがそこまで至らずに終わってしまいました。
さて今後も予想は続けていきたいと思いますので、最後にKPT法に倣って一連のエントリーをふりかえっておきます。
Keep
- ベスト8予想+優勝予想(3点まで)という形式(優勝予想はもちろん、ベスト8予想も面白いので。)
- 予想理由をちゃんと書く(カンでもひらめきでも支離滅裂理論でもいいので、とにかく何かしらの理由付けをする。結果だけの予想なんて全くつまらない。)
Problem
- 試合後からエントリーまでのタイムラグを減らす(このエントリー自体書いてるのが閉会して3日後だ・・・。)
- 優勝予想エントリーを極力早めにUPする。(大会直前になり結構アクセスがあったようなので、もっと事前からUPしておくと良いなあと。まあ組み合わせが決まってからという制限はありますが。)
- 毎日の雑感は書かなくても良いような気がした。(仕事が忙しかったりしてまともに見てない日でも適当に埋めたりしてましたが、眠くて全く働いてない頭で書いたものが幾つかあったりするので。)
Try
*1:初戦の勝利インタビューでラスト平安について質問され涙ぐむ原田監督。あそこまでの強い意識が浸透していれば・・・。